還暦と60歳定年
公務員の定年「60歳」が延長が来年度から段階的に引き上げられます。
そのままの環境で仕事を続けられる方は少なく、先ずは「役職定年」と「給料減額」は避けられないようです。
では、還暦とは⁇
満60歳を「還暦」というのは、60年で「干支(えと)」が一巡して「生まれたときの暦に還る」ためです。
干支と聞くと、「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)卯(う)……」の12種類を思い浮かべますが、これらは厳密には「十二支(じゅうにし)」といいます。この「十二支」に「十干(じっかん)」を組み合わせたものが「干支」です。
十干は「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」の10種類で、十干十二支の組み合わせはぜんぶで60通りあります。
60歳の干支は生まれたときの干支と同じになることから、
「生まれたときの暦に還る=還暦」と呼ばれるようになったのです。
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